LEDビジョンは、発光ダイオード(LED)を用いた高輝度の映像表示装置のこと。
光の三原色、赤・緑・青色のLEDを無数に配列してフルカラー映像を作り出しています。
建物の中やビルの壁面、屋上などで、
主に広告・案内・情報発信を目的に活用されています。
他にもLEDパネル、LEDディスプレイといった名称を耳にされると思います。
LEDパネルは、映像を流すタイプの物もありますが一般的にはPOPや看板的役割の物が多く、LEDビジョンの中の一ジャンルです。
一方、LEDディスプレイは、LEDを使った映像表示装置の総称で、LEDビジョンも含みます。
デジタルサイネージは、これらすべてを指しています。
飲食・美容・小売・サービス業など、どんな個人店・小型店舗でも活かせる、
LEDビジョンの3つの強みをご紹介します。
LEDビジョンを導入すれば飲食・美容・物販など業種を問わず、“流行っているお店”という印象を与えやすくなります。
おしゃれで賑わっているような印象が、「入ってみたい」と思わせるきっかけとなり、人の足を自然と店先へと導きます。
LEDビジョンの最大の特長は“光って動く”こと。
昼夜問わず高輝度で目立ち、通行人の視線をしっかりキャッチ。看板だけでは埋もれがちな立地でも、存在を知らなかったお客さまへ存在感を高められ、印象づけることができます。
「何のお店かわからない」を解消できるのがLEDビジョン。
限られたスペースでも、サービス、営業時間、キャンペーンなど、伝えたい情報を動きのある画面で効果的に伝えられます。業種を問わず、情報発信の力強い味方になります。
LEDビジョン導入には、「ピッチサイズ」と「解像度」の2つを正しく理解することが欠かせません。
単に「ピッチサイズが小さいから画質が良い」「大きいから粗い」という判断は危険で、
実際の設置環境や視認距離、表示する情報の内容に応じて、最適な仕様を選びましょう。
数メートルの距離で見る屋内用と、遠くから見る屋外看板とでは、適切なピッチサイズは異なります。
実際には、環境に合わないピッチサイズで設置されている例も見受けられ、
せっかくのLEDビジョンの効果が十分に発揮されていないケースもあります。
導入前には使用目的や設置場所を明確にし、販売業者からしっかり説明を受けた上で、
納得して選ぶことが成功のポイントです。
ピッチとは、LEDとLEDの間隔(mm)のこと。
数値が小さいほど密度が高く、近くでも映像が鮮明に見え、展示会や店舗での利用に適しています。
数値が大きいと画面は粗くなりますが、遠くからでも内容をはっきり認識できるため、
スポーツスタジアムやビルの壁面での広告に最適です。
設置場所や視認距離により、最適なピッチが違うといえます。
視認距離(映像が適切に見える距離) = ピッチサイズ (mm) × 1100mm
※タップで拡大表示可能です
解像度は、画面を構成するピクセル数「横×縦」で示される総数で、映像の鮮やかさと細かい部分の明瞭さを決定する要素です。
ピクセル数が多いほど、文字や画像がくっきりと表示され、反対に少ないと、映像が粗くぼやけて見えることがあります。
大きな画面を選ぶほど高い解像度を求めがちですが、視聴距離や設置場所の環境によって最適な解像度が高いとは限りません。
詳しくは弊社へぜひご相談ください。
ピッチが小さいとLED数が増えるため輝度が高くなりがちですが、屋内利用や近距離視認で眩しすぎる場合も。
使用環境に合わせた輝度設定を考慮し、ピッチを選ぶことも重要です。
※目安です
横スクロールでご確認ください
画面サイズ | 消費電力 | 1日の消費電量 | 1か月の消費電力量 |
1.5m × 1.0m | 300W | 2.4kWh | 72kWh |
3.0m × 2.0m | 1200W | 9.6kWh | 288kWh |
本体費用
機材費用
配線・映像機器等の費用
取付工事費用
※取り付けの難易度で変動します
運送料
※船便か航空便かで変動します
設置費用にかかる項目や料金の差異は、ほとんどありません。
しかし、LEDビジョン本体の価格は、同じメーカー品でも販売業者によって異なります。
比較検討して購入先を選ぶことをお勧めします。
LEDビジョン本体費用は、1枚の基本サイズの単価が設定されていて、基本サイズに枚数をかけて計算します。